中井貴一、小泉今日子の“対応力”に感動 『最後から二番目の恋』の“終わり方”にも言及

小泉今日子と中井貴一がW主演を務める月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)が、6月23日に最終回を迎える。最終回の先行試写イベントが、6月17日にフジテレビ本社屋マルチシアターにて開かれ、上映後に小泉と中井が来場者にはサプライズで登壇した。
本作は、古都・鎌倉を舞台に、テレビ局プロデューサー・吉野千明(小泉今日子)と、鎌倉市役所で働く公務員・長倉和平(中井貴一)の恋を描いたロマンチック&ホームコメディ。序盤は小泉と司会の西山喜久恵アナウンサーでトークが進行し、2問目に差し掛かった際、小泉が立ち上がり、「あれ、ちょっと待ってくださいね……。あれ、どこ入れたんだっけ?」とポケットを探り、劇中でお馴染みの千明が定期券を探す仕草を再現。すると、会場後方から「そこ……(じゃないと思いますよ)」と聞こえ、中井が姿を現すという息のあった演出に、会場には黄色い歓声が響いていた。

小泉を「最高のパートナー」だと称している中井は、2人でのシーンについては撮影前にお互いに話し合っていくが、監督がカットをかけずに撮影を続ける“カット尻”では、「芝居を続けろっていうのが僕たちの世代なので、それもやるんです。どんなことを言ってもびっくりするくらいのことがアドリブで返ってくるんですよ」と小泉の対応力を明かすと、小泉も「それはお互い様で」と返答。

続けて、中井は「それが信頼なんですよね。節度が分かってたりするのが、僕にとっては本当に最高のパートナーだと思っています」と改めてコメントした。それに小泉も「ありがたきお言葉ですが、本当に私も信頼して背中を追いたい先輩ですね。ずっと背中を見ていたいです」と尊敬の眼差しで中井を見つめていた。